法事の平服でネクタイの色はグレー・黒?結び方や柄やネクタイピンは?夏はネクタイなし(ノーネクタイ)でもOK?

3回忌も終わり七回忌や13回忌といった法事になると、
案内状には「平服で起こし下さい」と書かれていることがあります。

平服とはどんな服装を指しているのかというと、
喪服ほどしっかりとした礼服ではなくても、
公式の場に出ても恥ずかしくないフォーマルスタイルになります。

男性であれば、スーツにネクタイを着用するのが基本で、
ネクタイは変にファッションを意識して非常識とみなされないために、
黒の無地を選ぶのが無難です。

ネクタイ以外にも、靴も飾りのない黒が無難だし、
ネクタイピンやカフスなどのアクセサリー類も外しておくのが良いです。

法事というのは、案内状が送られて来たら
原則として参列しなければいけないのが大人の常識です。

出欠の返事は早めに出差なければいけないですし、
法事の後に会食の用意もされている場合には、
できるだけ参加するようにしましょう。

三回忌以降(七回忌、13回忌など)は平服が増える

一周忌までの法事・法要(通夜、葬式、告別式)の服装は、
喪服がドレスコードとなっています。

スーツ(女性であればワンピースなど)やネクタイ、
靴や靴下などは黒で統一するようにして、
ワイシャツは白無地を着用するのが基本となります。

※子供の場合、子供服で黒色のデザインの服があれば良いですが、
 乳児のように黒色の服の用意が難しい場合には、
 無理をしてドレスコードを合わせる必要はありません。

3回忌が終わって七回忌、13回忌などになると、
喪服ではなく平服で参列することが一気に増えます。

平服は準喪服(セミフォーマル)といった扱いで、
喪服ほどキチンとした礼服ではないものの、
フォーマルな服装を指しています。

男性で言えば、死語との取引先に訪問をする際、
相手に対して失礼のないような服装です。

ただ、法事という場では、
派手だったりカジュアルなデザインは避けたほうが無難です。

スーツの色はグレーなど明るい色を避けたほうが良いですし、
ピンストライプのような模様・刺繍が入ったスーツも避けたほうが良いです。

ワイシャツの色も、青やピンクなどの色・刺繍のあるシャツを避け、
白無地を選ぶのが無難だし、
靴の色・デザインも黒の無地を選ぶのが良いです。

四十九日・一周忌・三回忌は喪服が基本

最近だと3回忌から「平服でお越しください」
と案内状が贈られてくるケースが増えているようですが、
基本的に、四十九日・一周忌・三回忌までは、
喪服を着ることが一般常識とされています。

ちなみに、一周忌は葬式の翌年(1年後)に催されるのに対して、
三回忌は葬式の2年後に催されます。

なぜ二回忌が存在していなくて、
葬式から2年後の法事を三回忌と呼ぶのかというと、
法要の年数は「数え」で計算するものだからです。

「数え」とは1月1日でみんなが一斉に年齢が1つ上がる計算方法で、
身近なところで言えば七五三などにも用いられる「数え年」があります。

「数え」の考え方からすると、
実は1年後の法要こそ2回忌に相当するものの、
特別に一周忌と呼んでいます。

喪に服す期間(忌、外部との接触を絶ち、
亡くなった故人を偲んで生活を慎む期間)を始めてから
1年が経過したことを「1周」とみなすことから
1年後の法要・法事を「1周忌」と呼びます。

平服のネクタイは黒の無地が無難

男性の平服とはスーツにネクタイを着用するのが基本ですが、
ではどんなネクタイを選べばよいのかというと、

  • 色は黒
  • 模様のない無地

を選ぶのが無難です。

グレーやシルバーなど明るい色のネクタイは法事にはふさわしくないですし、
下手にデザインされたネクタイを着用してしまうと、
法事の場で非常識と見られかねないので、気を付けるようにしましょう。

他にも法事の平服で気を付けたほうが良い点を挙げると、

  • 光沢・柄のあるネクタイは避ける
  • できれば天然素材がベター
  • ネクタイの結び方はプレーンノット(シングルノット)

といった点があります。

光沢・柄のあるネクタイは避ける

法事の服装はできるだけ
地味で落ち着いたデザインにしなければいけません。

光沢があったり柄・模様のあるネクタイは
避けたほうが良いです。

ニットタイのようなカジュアルなネクタイは、
黒色であったとしても法事にはふさわしくありません。

できれば天然素材がベター

ネクタイの素材を見てみると、安いネクタイだと、

  • アセテート
  • ポリエステル
  • レーヨン

といった化学繊維が使われていることが多いですが、
こういった繊維になると、下手に光沢感が合ったりして、
他の人と並ぶと自分だけ浮いてしまうことがあります。

周囲に派手なネクタイを締めている印象を持たれかねないので、
できれば、自然な色合い・風合いの出る

  • シルク
  • 綿
  • 羊毛

といった天然素材のネクタイ使うようにするのが良いです。

ネクタイの結び方はプレーンノット(シングルノット)

ネクタイの結び方にはたくさんの種類がありますが、
プレーンノット(シングルノット)にするのが無難です。

youtubeで「ネクタイ 結び方」と検索をすれば、
様々なネクタイのしめ方が紹介されています。

  • ダブルノット
  • ウィンザーノット
  • セミウィンザーノット

といった結び方は避けたほうが良いですし、

  • ディンプル(ネクタイの結び目のくぼみ)を作る
  • 小剣を大剣から少しずらす(小剣)

といったコーディネートも避けるようにしましょう。

ノーネクタイはNG

法事のようなフォーマルの場では、
ノーネクタイだと話になりません。

スーツを来ても違和感のない年齢になったら
ネクタイは必ず着用するようにしましょう。

小学生までであればノーネクタイでも許されますし、
中学生・高校生になって制服が学ランであれば、
ノーネクタイでも構いません。

ただ、制服がブレザータイプの中学生・高校生の場合は、
学校指定のネクタイかもしくは喪服用の黒のネクタイを
キチンと絞めていかなければいけません。

法事の平服は準喪服なのでスーツが基本

法事の平服は喪服に次ぐフォーマルな服装とされる
準喪服という扱いになります。

公式の場に出ても違和感のない恰好(相手に対して失礼のない服装)
をしなければいけないのスーツ着用が基本ですが、
ジャケットスタイルも絶対にダメというわけではありません。

喪服(礼服)のようにガッチリと黒で統一する必要はなく、
多少の明るさ・デザインを取り入れることができます。

ただそれでも、あまり明るい色は法事にはふさわしくないので、
黒以外であれば、

  • 濃紺
  • 濃いグレー

といった色のスーツ・ジャケットを選ぶのが良いです。

靴に関しても、黒い色で装飾のない
シンプルなデザインの靴が良いですし、
ワイシャツも白い色を着ていくと安心です。

子供の服装も失礼のないものを選ぶ

法事に子供も連れて行くのであれば、
年齢にもよるものの、失礼のない服装を選ばなければいけません。

幼稚園で言うと年中・年長くらいの年齢(5歳、6歳)なら、
物事の分別がだいぶできるようになっているので、
男の子であれば、黒いズボンに白いシャツを着用させたほうが良いです。

靴に関しては、子供が疲れることも考えて、
普段から履いているスニーカーでもあまり非常識とは思われないですし、
ネクタイも子供は着用しなくても良いという風潮があります。

乳児(赤ちゃん)になると、
黒い色のベビー服を用意するのが難しくなるので、
明るい色を避けるようにすれば、
普段から着せているモノでも良いでしょう。

そもそも、葬式や告別式とは違って、
平服となる3回忌以降(七回忌や13回忌)に
わざわざ赤ちゃんを連れて参列すべきか?という疑問もあります。

赤ちゃんの泣き声が周囲の迷惑になる可能性もあるので
乳児がいる場合には、故人との関係が特別に深かったといった事情がある場合を除いて、
法事の参列は見送ったほうが良いかもしれません。

個人的には、法事のように淡々と手続きが進んでいくような場では、
赤ちゃんがいると気持ちが安らぎます。

身近に小さな子供がいない親戚にしてみても、
久しぶりに見る甥っこや姪っ子の姿というのは、
ほほえましく映ったりするものなので、
顔見せの意味も含めて、赤ちゃんを法事に参加させるのも良いと思います。

法事の平服以外のマナー

法事に「「平服で起こし下さい」
言われた場合、そのほかにも気を付けておきたい点を挙げると、

  • 招待されたらできるだけ参加をする
  • 出欠の返事は早めに出す
  • 会食にもできるだけ参加をする
  • 法事での香典の金額と渡し方

といったものがあります。

招待されたらできるだけ参加をする

結婚式と葬式が重なってしまった場合、
葬式を優先すべきだと言われています。

故人とお別れする機会は1回きりですが、
結婚のお祝いは後からでもできるから、
という理由です。

法事に関しても、3回忌や7回忌を、
2回に分けて行われるようなことはないので、
案内状が基本的に参列すべきとされています。

ただ法事に呼ばれるのは、
故人に近い親族関係にだった人が一般的です。

葬式が行われた時期から考えていけば、
3回忌、7回忌などが開催される時期は大まかにわかります。

喪主を務めるであろう人にあらかじめ、
法事の日程がどうなっているかを確認して、
早目にスケジュール調整しておくのが良いでしょう。

出欠の返事は早めに出す

法事の案内が届いたら、
早目に参加するかどうかの返事をしましょう。

最近だとハガキではなくて、
電話やメール・LINEで
連絡が回ってくることが多いでしょうから、
返事をするのに手間がかかることもありません。

どうしても法事に参加するのが難しい場合には、
日をあらためて故人のお墓にお参りしたり、
喪主に挨拶に行くのが良いでしょう。

会食にもできるだけ参加をする

法事の後、参列者を集めて
会食(食事)の用意をしているケースもあります。

法事の案内の時点で会食への参加の有無についても、
返事を求められることもありますが、
会食もできるだけ参加をするのが良いとされています。

法事での香典の金額と渡し方

法事では香典を持っていかなければいけませんが、
香典の金額はいくらが良いのかというと、
故人が兄弟姉妹や両親、祖父母のように近い親族の場合、
1万円~3万円が相場と言われています。

遠い親戚だったり、友達関係のような場合には、
1万円程度とされています。

香典は受付が設けられていれば係りの人に渡しますが、
受付がなければ、喪主に渡します。

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